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2019.07.17
授業

【おもてなしツアー】富士吉田市のファンづくり企画

<富士北稜高校3年 総合ビジネス系列観光コース>
「ふるさと納税を通して、富士吉田市のことや富士吉田市の産品に、これまで以上に興味を持っていただけているのだろうか。」そんな市担当者の純粋な問いから生まれた、ふるさと納税と高校生の取り組み。今回のプロジェクトは、そんな市担当者の想いをダイレクトに寄附者に届けるチャンスでもありました。それが「ふるさと納税大感謝ツアー」。富士吉田市への寄附者向けに、日帰りバスツアーにご招待するというもの。富士北稜観光コース18名の生徒たちが、市内の観光スポットはもちろん、色々なリサーチを重ね独自のツアーコースを5案立案しました。そこから2コースに絞り込み、当日約50名の方々をおもてなしツアーとしてご案内しました。

<協力団体>株式会社トラストバンク・富士吉田市役所富士山課・富士吉田市ふるさと納税推進室

STEP0

はじまる

まずは、市ふるさと納税担当者からの「想い」のレクチャーからはじまりました。具体的な取り組みから、リアルな数字の話、そしてそこから生まれてくる「もっとこうしたい」という想い。生徒たちは、その声を聞き、自分たちでできることに少しずつ取り組みはじめていきます。制度の話、税金の仕組み、難しいことがたくさん含まれているふるさと納税は、高校生にとっては取っ付きづらい面がありつつも、実際に接するのは生産者さんなど、とてもイメージを持ちやすい人たち。漠然から具体へ、高校生の手と頭が動き始めます。

STEP1

知る/学ぶ

今回のプロジェクトは、市が取り組むふるさと納税事業や関わる生産者について知ること、そして市の観光についても知る必要がありました。市のふるさと納税推進室と観光部門を担当する富士山課と連携しながら、生徒の学びを深めていきました。富士吉田市は観光の街ということもあり、たくさんの参考文献や資料がありました。しかし、それをそのまま鵜呑みにするのではなく、生徒たち自身が感じたこと、伝えたいと思うことを大切にしていきました。

STEP2

飛び出す

ステップ1での知る/学ぶの時間では、主に講師の方々に学校に来ていただき講義スタイルでインプットを行っていきました。ある程度の知識を得て、次は実際に街に出て、街を体験するステップ2に進みます。18名の生徒たちは、3名1チームに分かれ、それぞれにおススメコースを提案することになりました。どんな個性を出すか、どんな売りをコースの中に組み込むか。まずは自分たちでお客さんを案内する街に出て、何がどこにどんな風にあるのか、自分たちの目で見に行く作業です。そこで見たこと、感じたことを記録し、コース作りに役立てていきます。

STEP3

カタチにする

講義や街歩きなどを経て、6つのチームがそれぞれにコースを考えはじめます。「ふるさと納税」という軸を持ちながら、街の魅力を体感してもらうためのツアーを目指しました。織物や水、うどん、ハイキングなど様々な資源を持つ富士吉田市だからこそ、多様なツアー案が揃いました。各チームの方向性が定まったところで、一度市の関係者に集まってもらいプレゼン大会を実施。そこで意見をもらい、さらにブラッシュアップをしていきました。

STEP4

実践する

いよいよ、ツアー当日です。最終的に、チーム毎に出した6つの案から2つに絞り《いいとこどりツアー》《レトロ街歩きツアー》と題して、参加者を2つのコースに分けてアテンドしました。惜しくも落選してしまった他4つの案からも、良いところは吸収し18名全員で役割を決めて準備を進めてきました。東京からのバスに途中から乗り込み、添乗員としてツアーの工程やポイントについて解説する役。お昼に名産であるうどんを振る舞う役。街歩きをクイズ形式にして案内する役。約半年間かけて準備してきた成果を、参加者の方々にも十分に伝えられた、満足いく1日を終えました。

STEP5

ふりかえる

お客さんも、生徒たちも、そして関係した大人たちも「楽しく」終えることができた感謝ツアー。最後のお客さんからのアンケートには、『一生懸命に取り組む高校生の姿に感動しました。また富士吉田に来てみたいと思いました。』『楽しい企画内容で、生憎の雨でも十分に楽しめました!』など、生徒の頑張りに対する声やツアー内容を褒めていただける声が多数ありました。そういったアンケート結果を生徒たち自身もチェックし、自分たちの中で出来たこと出来なかったこと、次があればやってみたいことなどあげていきました。自分たちが伝えたいと思って伝えたことに、良い反応が返ってきたことが純粋に嬉しい。直にコミュニケーションを取れるプログラムならではの反応が生徒にもあったように感じます。

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