テイクアウトのお弁当をかわいくしちゃおう!

ここ、富士吉田でもコロナウイルスの影響でテイクアウトのお弁当を作るお店が増えました。しかし、お弁当を頼んでみると、なんだかお店で食べるより味気ないぞ、、、なんでだろう、、、やっぱりお店の雰囲気ってすごい大切なんだなってわかりました。そこで、お家でも、気分が上がるようなお弁当にしたい!!インスタ映えするお弁当食べたい!!という想いから地元の女子高生3人が集まり、企画がスタートしました。私たちが制作したのは「熨斗(のし)」です。対面での活動ができない中で、企画会議は全部リモートで実施しました。少し伝わりにくく大変なこともありましたが、何回も会議を繰り返し、実際に行動してもらうところは地域の大人の皆さまに協力をいただきながら、いくつかのお店で使ってもらうことができました。たくさんのお家の食卓に笑顔を届けられたら嬉しいです。
<文責>萱沼風奈、中村朱里、濱野美羽
QUESTION1
活動グループのかえる組って?
地元の高校生が地域活性化に向けて、考えたり、企画したり、取り組んだりしているグループです。
QUESTION2
普段は主にどんな活動を?
地元のものを使った商品開発や、イベントに出たり、地域で困っている人を助けるボランティア活動などを行っています。
QUESTION3
「熨斗(のし)」はなぜ作ったか?
コロナウイルスの影響でお弁当などのテイクアウトが増えたとニュースでききました。実際にお弁当を食べる機会もありましたが、お店側がパッケージにこだわれる余裕がないことから、お店で食べるより見劣りしていました。高校生の私たちでも何か力になれないかと思ったから、相談してみました。
QUESTION4
なぜ「熨斗(のし)」にしようと思ったか?
のしは私たち高校生でも作ることができそうだと思ったからです。さらに、広げる事でピクニックをしてるような気分になれたり、楽しく食事ができると思ったからです。
QUESTION5
取り組みにどのような思いを込めているか?
コロナウイルスが流行った状況の中でも、お弁当を作る人の励みになったり、受け取るお客さんも笑顔になって欲しいという想いを込めました。
QUESTION6
どのような人の協力を得ましたか?
実際に使ってくれたお店の方。
企画を相談させてもらった地域のNPO法人の方々。
デザインを考えてくださった地域おこし協力隊の方。
試作に対してアドバイスをくださった市役所の方々。
たくさんの方に支えてもらって、こうしたいと思ったことが実現できてとても嬉しいです。
QUESTION7
大変だったこと、苦労した点はありますか?
コロナ禍に実施したプロジェクトでした。私たちは基本リモートでLINEを使って打ち合わせを行いました。伝わりにくいことがあり、オンラインの難しさを知りました。のしの名前に悩んで、みんなで長い時間をかけて話し合ったことが苦労した点です。
QUESTION8
こだわりは?
手書きのメッセージを書ける箇所をもうけました。試験的に使っていただいたお店には、私たち高校生からの手書きメッセージが入ったのしを200枚用意して使っていただきました。
QUESTION9
反響は?
お弁当が華やかになった。吉田を感じられる。明るい気持ちで食べれる。などの反響をいただきました。
現在、富士吉田市のFacebookページからダウンロードして使っていただけるようになっています。
市役所の方に、使わせてくださいと連絡もきて、市内の飲食店で使っていただけているみたいで、とても嬉しいです。
QUESTION10
生徒からメッセージ
コロナウイルスが関係無くなっても使えるデザインなのでこれからも使ってくれると嬉しいです。少しでも、食卓に笑顔が増えてくれることを願っています。
