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じぶんをかえる

地域でかえる:富士北稜高校2年総合的な学習の時間

富士北稜高校2年次総合学習の時間の中で、3日間授業を行った。自分自身と地域への関心を少しでも高めることを目的に、全3回を通じて「目的意識を持つこと」「見方をかえること」をテーマとして、主にワークシートを使ってグループごとにワークを行った。

< 連携団体 > 富士吉田みんなの貯金箱財団

STEP0:はじまる

山梨県立富士北稜高校は富士吉田市に立地し、「明日を拓き、未来を創る」を校訓とし、地域の発展に貢献できる人材育成を行っている。総合的な学習の時間では、表現力や考える力を養っていて、地域を題材に、考え、表現するトレーニングを行うことになった。富士吉田みんなの貯金箱財団(以下 財団)は市の出資により設立された、地域活性に関する事業を行う財団である。財団の協力のもと、高校生が地域について考えてみるキッカケになるような授業が企画された。

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STEP1:なごむ

グループワークを行っていく時、議論が生まれやすい雰囲気というのは確かにある。双方向的な意見の交換ができるように、授業のはじめには、意思を通わせたり、協働が生まれるような簡単なアイスブレイクを行う。自分の意見を伝えるも良し、協調に徹するも良し。グループの雰囲気を和やかにすることから授業をはじめた。

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STEP2:かんがえる

自分の住んでいる地域のことなんて興味がない。これが高校生の正直なところ。事実、富士吉田市では、高校卒業と同時に8割が県外に出ていく。興味を喚起するため、富士吉田みんなの貯金箱財団の活動から、地域の見方、地域の楽しみ方を考えてもらった。今、自分たちの住んでいる地域で何が行われていて、自分たちなら何を課題と捉えて、それに対してどう行動していくか。初めて漠然とした地域というものに、それぞれが自分なりに向き合った。

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STEP3:あつめる

一度、地元に視線を落とすと、いろいろな思いがでてくる。「もっとオシャレなお店があったらな…」、「映画見たいよねえ」、「夜帰る時、暗すぎない?」。たくさんの溢れてきた思いをグループワークで深めて、集めて、一つの意見へとまとめていく。

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STEP4:えがく

未来を思い描く。高校生の目から見た地域の未来に望む思いが集まった。未来の地域への希望をポストイットにまとめて、地図の上に貼っていき、みんなで共有する。どの思いが大事ということではない。それぞれの思いがそれぞれの視点でまとめられていて、組み合わせ次第では地域はいくらでも面白くなりそうだということを感じてくれたらと思う。

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かえる

3回の授業を通して、行ってきたことは、実際に地方自治の政策立案のプロセスを体験してもらうことだ。地域課題を発見し、パブリックコメントを集約し、政策としてまとめていく。一連の流れを高校生たちの目線で、地元を題材として自分ごととして考えていることを、言語化していった。難しかったかと感想を聞くと、単純に楽しいという。それでいいと思う。思い描いた理想の地域像を実現させる生徒が出てきてくれるかどうか、今から楽しみで仕方ない。

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