授業のアイデアを実現
織物で、公共バスを可愛く装飾
ハタオリ号

地域探究・実践活動

概要

富士北稜高校の「総合的な探究の時間」を通じて、【地域探究の授業】を4月〜6月に実施。10テーマに関する講師の方より「高校生と考えたい問い」をいただき、生徒がその問いに関するアイデアや取り組みを考え、講師に提案を行いました。

その中の、「交通」「産業」のテーマからは、新しい公共交通・織物の使い方が考えたい問いに対し、「地場産品の織物を使って、公共バスを装飾する」というアイデア提案があり、
その提案を地域各団体と協力して有志生徒が実践し、期間限定の織物バスが実現しました。

主体

アイデア発想:富士北稜高校2年生
アイデア実施:富士北稜高校2年生有志生徒6名

ステップ

①インプット
授業内にて、地域の公共交通については富士急バス株式会社様より、
地場産業の織物の概要についてを、繊維産業活性化地域おこし協力隊(森口理緒様)よりご講話いただく。

②アイデア発想
3人1組のチームに分かれて、アイデアを考える
ターゲットや具体的な内容を中心に企画書としてまとめる

③アイデア発表
ご講話いただいた各団体の皆様をお呼びし、各チームが考えたアイデアを発表

《 授業外活動 》
④アイデア実現の相談
連携団体と共に、実現可能なアイデアの検討。有志生徒と共に、アイデアの内容を考えた。
⑤バスの計測・生地の裁断・縫製
装飾する部分の計測やバスのコンセプトと使用する生地を検討し、サイズに合わせて縫製。

⑥織物工場の見学・バス装飾
掲示する織物工場を見学し、特徴や作っている生地の紹介などまとめてバス内部にも紹介。

⑦お披露目会の実施
一緒に取り組んだ方をお呼びして、お披露目会の実施。

連携団体

富士急バス株式会社
富士吉田織物協同組合
富士吉田市繊維産業活性化地域おこし協力隊(森口理緒)

授業内でのアイデア発表
バス装飾場所を検討・計測時の様子
バス装飾に使用する生地を選ぶ
バスを装飾する生地を作る機屋さんを取材
織物工場見学、きれいな生地に感動
工場見学の様子、前のめり
バス装飾時
装飾時の様子
11月12日に行われたお披露目会の様子
お披露目会の進行・台本はすべて生徒が準備
アイデア実施まで取り組んだ、6人!
青・服地号:宮下織物
黄・傘号:舟久保織物
ネクタイ地号:羽田忠織物