新型コロナウイルス
新しい時代を豊かに生きる
アイディア集

課題解決

1.概要

2020年度の鹿沼東高校の総合的な探究の時間では、「コロナ禍の社会の新しい生活様式」をテーマに探究をスタート。コロナ禍という誰もが直面した課題を元に、不要不急の外出が制限された家での時間をどう過ごすか、学校行事が中止となり代替として何ができるかなどを考えた。自分たちの暮らしをより良くするためにどうしていけるか、自分ごととして探究学習を行う時間となった。最後は冊子にまとめ、コロナ禍を楽しく過ごすアイディア集となった。

2.対象

鹿沼東高1年 200

3 ステップ

① 情報収集・整理分析
コロナ禍で入学式も延期となり、休校中に感じたことや、社会でのトピックなど、現状の課題や自身の置かれた状況を整理した。

グループごとにコロナ禍の変化を共有
コロナ禍の変化をリサーチ
飲食業や宿泊業などの方から講演

② 課題設定
学校行事の中止、ライブがない、地域行事もない、様々な「無い」がある中で、課題をグループごとに設定。グループごとに、無いならどうしたらいいか、どのような形だったら代替できるかなどを考えていく。

グループで課題を設定
クラス全体で課題を共有

③ まとめ・表現
企画した内容をわかりやすく伝えるために、「ストーリーボード」という手法を使用した。4コマで、起承転結をつけて話すというものだ。各グループ、置かれた状況や課題を明確に提示し、誰のために、どのようなアクションをとっていくべきかまとめていった。

アイディア検討ストーリーボード
アイディアを模造紙にまとめる

④ 発表
クラスで全グループ発表を行った。また、クラス代表チームは学年でも発表を実施した。他のグループの考えを知り、意見を交わし、より新しい発見につながっていることを願う。

発表中の様子
発表会はクラス→代表グループが学年全体に
生徒代表の挨拶

⑤ 成果物
各グループのアイディアを成果物として冊子にまとめた。各クラスや図書室など各所に設置し、考えた成果を見てもらう機会を作った。冊子制作は各クラスの総探係が担当。状況分析や、各クラスでのアンケートの結果などもわかりやすくまとめてくれた。

まとめた冊子はこちらからご覧ください!

4.連携団体

● 講演
一本杉農園
鹿沼商工会議所
CICACU

● 冊子イラスト
野良颯美

TAGS