舎長日記 011

プロ野球2021年シーズンは、ヤクルトスワローズの優勝で閉幕。前年度最下位からの優勝、若手の躍動と素晴らしいドラマをたくさん見せてもらいました。スワローズの高津監督は、優勝の要因を聞かれ、故野村監督の名前をあげました。「野村ID野球の申し子」というパンチラインがあるように、野村監督は考える野球をモットーとする監督でした。練習よりミーティングの方が長い日もあったといいます。そのため、自ら考えて野球をする選手が育ち、その選手たちが今はコーチ陣としてスワローズを支えています。やっぱりチームは「文化」「思想」を共有できる「人」が大事なんだと学ばせてもらいました。
私たちも、「地域活動をやり遂げられた先の喜び」「誰かのために想いを形にする営み」を共有し、地域に前向きに取り組むイズムを残していかないといけません。何年後の優勝につながるかは分かりませんが、それでもやっぱり、残すべきは人なんだ。