舎長日記 013

トム・クルーズの出世作としても有名な伝説のスカイアクション「トップガン」。続編が36年ぶりに公開されました。
今作には「リアルな体験を次へ受け継いでいくこと」の大切さが込められていました。有人飛行からドローンへ。俳優からCGへ。劇場から動画配信へ。テクノロジーが主役にとってかわる時代。人が人の心を踊らせる時代は終わったのでしょうか。いや、終わらない!トムも作中で、「But , now today」と力強く答えています。人が演じるリアルの力強さ。力を合わせ挑戦し、乗り越えた先の達成感。肩に力が入りながらのあっという間の2時間でした。
  
教育においても、動画での授業配信、AIドリルの普及など「学校の役割」は何かと問われ続けています。ただ、やはり「誰かのために頑張る」「他者と協力しやり遂げる」などリアルじゃないと経験できない価値も明らかになりました。次世代が学びに向かうためのきっかけを作ること、興味関心を引き出す環境を作ること、教育において人がやるべきことはまだまだある。But , not todayなんです。